ニュースの見出しに騙されるな!「公務員採用ゼロ」が実は”絶好のチャンス”である理由

りゅう

こんにちは、りゅうです。今日は、産経新聞で話題になっていた「自治体が職員募集しても採用ゼロ」というニュースについて深掘りしたいと思います。

このニュースを見て、「やっぱり公務員はオワコンだな」「給料も安いし、激務だし、人気ないんだな」と思った方。

正直に言います。

その思考法、非常にもったいないです。

私はこのニュースを見た瞬間、真逆のことを思いました。

「これ、公務員になりたい人にとっては『追い風』でしかないじゃん」と。

なぜそう言えるのか?

ニュースの裏側にある事実と、これからの生存戦略について解説します。

1. ニュースを「自分事」として深読みする力

まず前提として、どんなニュースも「へー、そうなんだ」と鵜呑みにして思考停止するのは危険です。

例えば、「株価が暴落した」というニュースを見て、「怖いな、投資やめよう」で終わるのか。

「いや待てよ、今が買い時なんじゃないか?」と自分の行動に落とし込めるか。

この差は非常に大きいです。

ニュースの中にある2つのファクト

今回のニュースには、大きく2つのファクト(事実)が提示されています。

  1. 自治体の業務が多様化・複雑化している
  2. 募集しても応募がゼロの自治体がある

これらは事実です。

しかし、これをどう解釈するかで未来が変わります。

「公務員はもうダメだ」と諦めるのか。

「今こそチャンスだ」と動き出すのか。

どちらを選びますか?

2. 「激務」は本当か? 制限の中にある工夫の面白さ

まず、「業務の多様化」について。

確かに、今の役所の仕事は昔とは比べ物にならないほど増えています。

  • ふるさと納税
  • マイナンバー
  • インバウンド対応
  • コロナのような感染症対策
  • 物価高騰への給付金対応

「VUCA(予測不能)」な時代において、外部環境の変化に合わせてやるべきことは増える一方。

なのに人口減少で職員は増やせない。

「やっぱりブラックじゃん」と思いますか?

私はここに、仕事の本当の面白さがあると思っています。

役所の仕事には、法律や予算といった強い「制限」があります。

でも、その制限の中で工夫をして、パチっと成果が出た時、めちゃくちゃ面白いんです。

【同期の実体験】予算ゼロで窓口改善

かつて、私の同期(外国語大学出身)が配属された窓口で、外国の方が急増し、対応に追われていた時の話です。

予算なんてありません。でも、彼女は「なんとかしたい」と思いました。

そこで、記入用紙に多言語対応した見本を書いたものをラミネート加工しました。

たったそれだけで、問い合わせ時間が激減し、住民の方にも喜ばれ、職場でも「すげえ!」と感謝されました。

コストはラミネート代の数十円だけ 笑

制限の中の自由(盆栽の美学)

これは私の好きな「盆栽」に似ています。

盆栽は型が決まっているけれど、その制限の中でいかに自然な美しさを表現するかが腕の見せ所です。

役所も同じ。

大変な環境=工夫の余地がある宝の山

さっきのラミネートだけではなく、今やAIやDXなどのツールを使えば、今まで大変だった業務を一瞬で変えることができる時代です。

「大変な環境」は、裏を返せば「工夫次第で劇的に改善できる余地がある宝の山」なのです。

民間のベンチャー企業のように、すでに最適化されている環境では、そもそも工夫の余地が少ない。

でも、役所は「まだまだ改善できる部分だらけ」です。

これ、逆にチャンスだと思いませんか?

3. 「採用ゼロ」の裏側と、今が狙い目な理由

次に「採用ゼロ」という衝撃的なワードについて。

これも事実ですが、中身を見る必要があります。

採用ゼロが起きているのはどこ?

私の経験や他自治体で聞いた話だと、採用ゼロが起きているのは:

  • 技術職(土木など): 民間との争奪戦で確かに採用難
  • 地方の町村部: 人口減少でそもそも応募者がいない

このように、特定の職種や地域では確かに「ゼロ」が発生しています。

都市圏でも倍率は下がっている

しかし、札幌や福岡などの都市圏で見れば、倍率は「低くはなっている」ものの、ゼロではありません。

ただ、実際に昔に比べて倍率が下がっているんです。

ここがポイントです。

  • 昔に比べて倍率が下がっている
  • 世の中の人が「公務員は大変そう」と思って敬遠している
  • つまり、ライバルが減っている

「今」こそが、最大のチャンスなのです。

景気が悪くなったら、もう遅い

景気が悪くなれば、公務員の人気は爆発的に上がります。

これは歴史が証明しています。

リーマンショックの時、公務員の倍率は跳ね上がりました。

コロナ禍の時も、安定を求めて公務員志望者が急増しました。

まだ景気が持ちこたえている今のうちに、倍率が下がっている隙を突いて「席」を確保しておく。

これも賢い戦略の一つではないでしょうか?

4. 「給料が安い」は本当か? データで見る真実

最後に「お金」の話。

「公務員は給料が安いから人が来ない」と言われます。

確かに、大手商社やメガベンチャーに比べれば安いかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか?

実は、公務員の給料は、世間が思っているより高いんです。

下の図を見てください。

これは、公務員(市役所)と民間企業(正社員)の年収を、平均値と中央値で比較したものです。

公務員(市役所)の年収

  • 平均値: 約636万円
  • 中央値: 約636万円(※給与構造基本統計調査から推計)

公務員の場合、調査では中央値がないので、平均値と中央値がほぼ同じと考えました。

(これは、極端に高い人も低い人もいない、安定した給与体系であるためです。

民間企業(正社員)の年収

  • 平均値: 約530万円
  • 中央値: 約490万円(※民間給与実態統計調査の分布から推計)

民間企業の場合、平均値と中央値に差があります。

これは、一部の高給取りが平均を引き上げていることを意味します。

こちらも、中央値は発表されていなかったので、400万円代後半と推計して約490万円としました。

比較すると?

公務員と民間を比べると:

  • 平均値: 公務員636万円 vs 民間530万円 → 公務員の方が約100万円高い
  • 中央値: 公務員636万円 vs 民間490万円 → 公務員の方が約150万円高い

平均で見ても、中央値で見ても、公務員の方が高いんです。

もちろん、大手企業の管理職や、年収1,000万円を超えるような上位層は民間の方が高いです。

でも、「普通の正社員」として働く場合、公務員の方が給料が高いことが多いんですよね。

「公務員は給料が安い」というのは、イメージだけで語られていることが多いんです。

この安定感が最強の武器

さらに、公務員の給料は:

  • 景気に左右されず安定している
  • 年功序列で確実に上がっていく
  • リストラや倒産の心配がない
  • 退職金もしっかりもらえる

民間企業では、30代後半〜40代でリストラされるリスクがあります。

転職しても、給料が下がることが多い。

でも、公務員は定年まで安定して働けるんです。

「追い風」をどう活かすか?

ここまで読んで、どう思いましたか?

「やっぱり公務員はオワコンだな」と思いますか?

それとも、「今がチャンスかも」と思いましたか?

ネガティブなニュースこそ、チャンス

私が伝えたいのは、ネガティブなニュースこそ、実はチャンスだということです。

みんながネガティブになっている時こそ、ライバルが減ります。

みんなが諦めている時こそ、動き出した人が勝ちます。

今、動き出すべき人

特に、以下のような人は、今こそ動き出すべきです。

  • 民間企業で激務に疲れている人
  • 安定した環境で働きたい人
  • 家族との時間を大切にしたい人
  • 地域のために働きたい人

「公務員は大変そう」というイメージに騙されて、諦めないでください。

ライバルが減っている今こそ、最大のチャンスです。

まとめ:ニュースを「追い風」に変えろ

ニュースの見出しだけを見て「公務員はオワコン」と決めつけるのは簡単です。

しかし、思考を深く巡らせれば:

  • ライバルが減って入りやすい
  • 工夫次第で仕事の面白さを作れる
  • 世間が思うより待遇は悪くない

という「勝ち筋」が見えてきます。

過去に諦めた人、迷っている人へ

過去に公務員試験を諦めた人、転職を迷っている人。

世の中がネガティブになっている今こそ、あなたにとっては絶好の参入タイミングです。

景気が悪くなってから「やっぱり公務員になりたい」と思っても、その時にはもう倍率が跳ね上がっています。

今のうちに、動き出しましょう。

ぜひ、この「追い風」に乗って、一歩踏み出してみてください。

応援しています!

ではまた!

りゅう