公務員の皆さん、内定をもらった皆さん、自分が合格した理由って何だと思いますか?
やっぱり自分のハキハキした対応かな?
なんて、それぞれ思い当たる節があるかもしれません。
でも本当にそうだろうか・・・・?
と私は考えています。今回は、私が新卒メンバーと飲みに行った時の話です。
ちょっと緩い話になりますが、最後に就活するうえで大切なことも言うつもりなので、読んでいただければ嬉しいです。
目次
市役所では、人事として新卒の担当もしていました。ちょうど、2週間の研修を終え、最終日。
りゅうさん、今日最終日にみんなで飲み行くので一緒に行きませんか?
とお誘いいただいたので、行くことにしました。
飲み会では、「この部署の配属でよかった、悪かった?」、「今後〇〇したい!」なんて輝かしい未来についてお話ししていました。そんな時です。
ぶっちゃけ、自分ってなんで受かったんですか?
と聞かれ、人事としては、合格理由は言えないな~と思ったので、適当にはぐらかしていたら、新卒同士で自分が受かった理由を言い出しました。その話を聞いたとき、8割の人が人事が採用した理由と違う理由を言っていました。
具体的に例を出してみてみましょう。
※もちろん、下に書いているが理由が一番の理由ですが、正確にはいろんな理由があって、しっかりと採点表で確認して実際は順位つけて採用しています。
◆野球をしていたAさん
自分は大学時代に取った資格について評価されたので採用されたと思う
心の声:うん、大学での補欠でも粘り強く努力した姿やへこたれない姿はきつい市民サービス系いっても大丈
夫そう!採用!
◆専門学校卒のBさん
公務員専門学校で1から10まで面接の訓練したので、完璧な答えに市役所の人事も騙されたんじゃないかと思う
心の声:専門で仕込まれてるな~。ちょっと硬すぎるけど。。。。それよりも、打ち合わせ室で話したときに感じた気づかいや人当たりの良さは地域コミュニティの部署でもかわいがられそう!採用!
という感じです。8割の人が、自分のテクニックや実績で採用されていると思っている感じでした。
もちろん、実績やテクニックも理由の一つにはなるし、参考にもなると思います。
でもそれ以上に大事にしているのってやはり「人柄」なんですよね。
市役所の仕事って、かわいがられたり、へこたれなかったりする能力ってそれだけで天性の大切なものなので、そういうところが光る人は面接や待合室の話でチェックしていました。
私も、担当をしている中で、ここまで感覚が違うのだと驚きました。
改めて考えると、この認識の差というのを埋めることができれば、公務員への合格も近くなると思います。
そう「性格・人柄」大事という事です。
いかに、公務員専門学校や大学で、形作っていても、何度か会ううちに性格、人柄はわかってきます。
ちょっとした行動などにも出るので、ぜひそこを大事にしていただきたいです。
結局は人事も人間なので、いつか自分の部下になるかもしれない、一緒に働くメンバーになるかもしれないのであれば、良い人がいいですよね。
どんなに言っていることが良いことでも、人柄をみて落とした人も何人もいます。
ぜひ、そこの部分を大事していただければと思います。
意外と受験者と人事の合格理由が違うという事がわかられたと思います。
実績や資格は一つの指標とはなりますが、その人を表すものではありません。
結局大事なのは、「性格、人柄」です。
相手を想う気持ちなどを日頃から出していくことを心掛けるとよいかもしれません。
それでは、今日はこの辺で!